フッ。冬ソナを見てしまった、後日談

今回はまだ笑って戴く話ではない。またまた韓国語講座での出来事。講座では毎回、韓国の古い歌を歌わされる。「私の故郷」というタイトルの、日本で言えば小学唱歌のようなもの。はたまた「釜山港へ帰れ」とか。ところがソンセンニム、奥方にその事をなじられたという。

「アナタのやっている事は古いわよ。ホラ、教材にはこんなのを使いなさいよ」って、こんなモノを渡されたんですけどね、と取り出したるは…

ギャ~~~~~~!!!

ソンセンニム、オマエもか!

寄り添って降りしきる雪を眺める男女の写真が表紙の、そう、「キョウルヨンガ」のCDなのであった…。日本中、どんどん「冬のソナタ」に侵されてゆく…。主演俳優グッズは韓国より日本の方が手に入り易いとか。

因みに、講座では実際にドラマの主題歌の鑑賞を二、三回行ったが、いつもは朗々と美声を披露するソンセンニム、どうもこの歌はタイプじゃなかったようで、我々ともども鑑賞するだけにとどまった。不幸中の幸い。

ところで、筆者はこれらの韓国ネタをメールマガジンで配信していたのだが、その読者の一人である、韓国マニアの後輩Nからこんなメールが。

「メルマガ読みましたヨ~!何気に冬ソナにハマリ始めてませんか~?うひひ。実はワタクシもNHK地上波でうっかり冬ソナを見始めてしまっておりますニダ。そして、『の』と『タ』を略すのを、ちょっぴり恥ずかしく感じておりますニダ。」

日本語+「ニダ」って、君はピジン韓国語話者か。

彼女は聴き取りも随分できるので、韓国語音声で聴いているようなのだが、「たまーに日本語に切り替えてみると、「主人公のユジンが女らしくて気持ち悪いっす」だそうだ。ヤッパリな。て言うか、君、すっかり感覚が韓国人だな!?因みに本物の韓国の方から見ても、やはり日本語吹き替えは違和感があるそうだ。

さて、N●Kの切り刻みバージョンを散々叩いたところ、後輩Nが耳寄りな情報をよこしてきた。字幕・吹き替えなしのオリジナルなら、韓国のテレビ局KBSのサイトで全話無料で見られるという。オイオイ、またしてもこのワタクシを「フッ。冬ソナを見てしまった」状態にしようというのか!?

もっとも、全編韓国語では筆者には少々荷が重い。ストーリーを楽しむ訳にはいかないが、色々なドラマの台本も手に入るというので、取り敢えずメンバー登録を試みた。セキュリティ上の理由で、登録時にはIDを要求される。外国人の場合はパスポート番号か社会保証番号だ。筆者は調べるのを面倒臭がって適当な番号を入れたのだが、案の定、「残念ながら登録できません」とのメールが。仕方ない、仕切り直しだ…。