ドイツ旅行で韓国満喫

「就職活動第二弾」のため、2週間と間を置かず、イヤイヤ無理矢理やってきたドイツ。イヤな中での慰めは、アシアナ航空を利用したために韓国経由となったことか。しかし、乗り継ぎ時間は1時間未満(ちゃんと荷物を載せ変えてくれるのか心配…このところ、ロストバゲージの話をよく聞くし)、友人が働く空港の本屋へ立ち寄る間もなく、韓国料理を堪能するワケでもなく、愛しのヘバラギを探したり、コンビニでキムパッを買ってかぶりついたりする余裕も当然ない。無料でストップオーバーすることも出来たのだが、大きな荷物を持って移動するのが面倒で、結局素通りすることにしてしまっていた。帰りの便はインチョンで待ち時間7時間と言う選択もあったから、せめてそっちにしとけばよかったなぁ…。少なくとも、キンポ空港まで出かけ、近くの巨大スーパーへ買い物に行くことは出来たはず。

そんなことはともかく。

インチョン空港に着いたら着いたで、とりあえず空港内にはハングル表記があちこちあるワケで、なんとなく韓国に来たっぽくはあった。しかし、昨今、日本の空港内、どころか地下鉄駅構内や公共施設の中など結構ハングルが氾濫しており、英語や日本語表記も多分に混じっている韓国の空港ではさほど韓国らしさが目立つワケでもない。ああぁ、やっぱり帰りにストップオーバーすることにすればよかったよ、と、本来の目的(=ドイツでの就職活動)を忘れて思ったりした。

アシアナ航空はコレまでに何度か利用したことがあったが、日本と韓国の往復に使ったのみで、他の国へ乗り継いだことはなかった。同じ韓国系の大韓航空は太平洋線を利用したことがあり、この路線で供されるビビンバにいたく満足したものである。一方、最初にアシアナに乗った時はエライ不味い寿司が機内食として出されたため、「アシアナの食事は不味い」という先入観が植えつけられるとともに酷くがっかりした覚えがある。

が。

日本-韓国線で出された軽食はやはりイマイチだったので、ヨーロッパ線の食事に対してさして期待もしていなかったのだが、配られたメニューには「Ssambap」の文字が。どんなものかは知らなかったが、とりあえず、韓国料理らしい。洋食のメニューもあったが、筆者は迷わず韓食を選ぶ。コレが大当たり!!!!多量の「葉っぱ」を透明のプラスチックフィルムで包んだものが載った皿がある。ナンじゃコレは、と思った矢先、トレーの上にこの料理の食べ方を解説した紙片を発見した。これらの葉っぱにゴハンやプルゴギ、テンジャンを乗せ、巻いて食べろということらしい。葉っぱの種類はヤケに豊富で、よくあるサラダ菜からアジサイの葉っぱのような厚手の濃い緑の葉っぱ、春菊、などなど、数種類。フィルムで押さえつけられて、ぱっと見に嵩は抑えられていたものの、フィルムをはずすと…かなりの量があった!機内食でこれほど多量の野菜が摂れるのも珍しいのではないか。具材の量に対して葉っぱの方が余るくらい。しかし筆者はこの先野菜が不足しがちになる事情をおもんぱかるまでもなく、全ての葉っぱを我が胃に収めたぞ!!!!!うめがった!!!!!!

ところで、韓国出発便だけあって、乗客の殆どは韓国人。このところ、筆者は韓国人と日本人の違いは一目でわかるようになって来た。なんとなく韓国人らしい顔つきや身のこなし、服装や表情があるのだね!で、筆者自身はこれらの特徴は決して持っていないはずなのに…客室乗務員には、ナゼかいつもいつもいつも「あんにょんはせよ」をはじめ、「何をお飲みになりますか?」「×♪#$と%*@+がありますが、どちらを召し上がりますか?」「何か御用ですか?」などなど、韓国語で話しかけられてしまうのだな。他の日本人に対しては日本語なのに…。日本人にしてはどこか垢抜け具合が足りないのだろうか(泣)。

隣の席のオジサンも、何のてらいもなく韓国語で話しかけてきた。理解できずにポヤンとしていると、もう一つ隣のおニイちゃんが「韓国語わかんないんだよ」みたいなことを告げていた。ナンか団体旅行の人々みたいだった。オジサンは「誰かと一緒に旅行してるの?」と訊いてきたようだ。韓国のお嬢さんたちは一人旅って余りしないものらしいから、ムスメっ一人で旅行しているのが珍しいんだろう。それにしても、皆さん団体で何処へ行くんだろうね?観光旅行、楽しいだろうねー。いいなー。