アジア
なにかと刺激が少ないんだ(台湾編)

ワタシは漢字が読めるんだよ!

台湾は確かに日本語が出来る人が多いのだが、意外や意外、日本語が全く出来ない人の中には我々が漢字を読み書きする民族だということを知らない人が結構いるようなのだ!

1人でジュウフェンまで行った、と言うと、「どうやって行ったの?」とフシギそうに訊かれ、だって漢字読めるからね!書いてあることは大体わかるし、と言うと、え~~~!そうなの~~!とビックラされたのだ。漢字がすぐに目に飛び込んできて便利だったので余り気にしていなかったが、ローマ字表記だってそこら中にあったような気もする。漢字読めないガイジンだってきっと大丈夫だと思うのだが…

そしてマタマタあったFan Meetingで! (「韓国人はサインがお好き」参照) 日本以外のアジア諸国ではこういうのが一般的なのか、はたまたこの前の韓国の様子を見て主催者がパクったのか知らないが、要するに出演者のサイン会である。ショーが終わった直後、大会のポスターを持ったお客さんがずらりと根気よく並んで…んで、我々がひたすら名前を書きなぐるのである。

が、サインを求められるようなことなど滅多にないので、ホレ、筆者の場合は単に名前を書くだけですわ。こんな下手糞な「タダの名前」書いてを貰って一体彼らはどうするのだろう???と物凄くフシギに思いながらも、ひたすらさばいていく。他の皆さんも漢字語圏の人が大半だったけど、なにかしら英語名を持っていたりするもんだから、さささっと1秒でかけるようなカッコイイサインを書いているが、アタシと来たら、これまた実直に漢字で楷書書き。ううぅ。(;´`)

そこへフシギな依頼が舞い込んだ。

「日本語でも書いて」

え~と。

これが…いちおー日本語…じゃないのかな???とりあえず、自分らの話す言語を表記する文字で書かれた名前は日本語には見えないらしい。そりゃそうかもしれんが。確かに中国語圏へ行くと、我々の名前は勝手に中国語読みされちゃうしね!

だからってベートーベン(貝多芬)とかモーツァルト(莫札特)みたいに当て字で漢字を使っているわけではないのだよ???因みにケミストリーは「化学超男子」だそうだ(爆)

で、その場ではお客さんの意向を汲み、平仮名で名前を書いて差し上げた。

むむぅ。

平仮名だと間抜けな上に、更に悪筆が目立ってますます締りがないではないか…