アジア
我が国も色々ヘンなんだ(ニホン編)

沖縄県で登山!其の弐

野底マーペー登山の翌日は、いよいよ沖縄県最高峰(!)の於茂登岳へ!登山口の看板にも、意気揚々と「沖縄県で一番高い」と記載してある。

登山道の初めの方は林道の続きのような広い道。南国らしい植生。なんだか、ラストサムライの合戦シーンを思い出してしまう。あの映画は、舞台が琉球王国であれば、植生的に正しい映画になれたのだな…(^_^;)

芋の葉っぱは、台湾でもよく見かけたもの。それはホレ、どちらかっていうと、ココは本州よりも台湾に近いので、同じ植物がふんだんにあるのも頷ける。

なんだ・こりあ!?的なオモシロ標識もイロイロある。昆虫採集をされる方への注意書きは、ナゼか左から縦書。立ち木の伐採禁止条例を伝える、小さすぎる注意書き。

於茂登岳には、なんと滝もある!しかし、流れはわずか。右の写真は頂上から見た農業用水用の底原ダム。貯水率がかなり少なくなっている!今年は八重山地方への台風の通過が少なく、11月には断水もあったとか。

給水ポイントの案内があるものの…汲めんな…(^_^;)

頂上付近は植生がガラッと変わって、背の高い小笹。笹を切り開いた小径。登山道はよく整備されている。

頂上!\(^O^)/

沖縄県最高峰525メートル!約1時間ほどでらくらく登れました。

最高峰だけあって(!)それなりに眺めが良い。石垣島北東に長く突き出た半島がよく望める。しかし、曇天ゆえ、海の綺麗さは今ひとつ…。

野底マーペーfrom於茂登岳
於茂登岳全景

野底マーペーもよく見える。

頂上には気象レーダーみたいなモノと、電波塔が。於茂登岳はなだらかで、山様にこれといった特徴はないものの、この2つの人工物が目印となり、遠くからでもドレがこの山なのかよくわかる。

野底マーペーもよく見える。

因みに、途中で行き合った登山者は2名。沖縄県でわざわざ登山をする奇特な人は、筆者意外にも少々はいるワケだ。