アジア
なにかと刺激が少ないんだ(台湾編)

芋だらけ

ジュウフェンには芋料理が多い。最も有名なのは里芋を練りこんだ餅を使ったぜんざい。○○芋園と、実にわかりやすいサインがあればソレ関係のスイーツ専門店だし、そこかしこで「でんっ」と皿に盛り付けた実物を展示しているからすぐわかる。台北市内でもジュウフェン名物として屋台が出ている。もち持ちした食感がたまらなく美味い。

その他、見るからに里芋といった形の焼き菓子とか、里芋餅の饅頭とか、とにかく里芋だらけ。この街はいったい、里芋で成り立っているのかっ!と思っていたら、ソレもそのはず、ちょっと街を外れて歩いてみたら、そこら中に…里芋が…物凄い勢いで自生しているではないか!!!

巨大な株は優に周囲30センチは超えていたぞ…。どんな大きな芋が付いているのか、実に見ものだ…(O_O)

話は変わるのだが、台北郊外の陽明山へ行った時のこと。天気があまりよくなかったので、標高の高い方へは行かず、「竹子湖」と書かれた方面へ向かった。てっきり湖があるのかと思ったのだが、案内板には湖の気配はない。そして行けども行けども湖の気配はない。どうも「竹子湖」とは湖のことではないらしい。

代わりに行き当たったのは…「海芋園」

は?海芋?

見渡す限りの芋の葉畑。そして芋の花。観光客らしきヒトビトがハタケの中に入り込んでしきりに花を…採っているようだ。どうも園芸植物のカラーのようである。むむ。これを中国語では海芋というのか?

この「海芋園」は台湾では結構有名な観光地らしく、ココのカラーを使ったフラワーアレンジメントのイベントなんぞも行われているらしい。

予備知識なしに行き当たりバッタリに歩くと、こういうワケのわからない土地に思いがけず行き当たる、それもまた一興。

因みに陽明山は温泉も有名で、海芋園のすぐ近くに地獄谷のような光景を見せる谷があって、硫黄臭がしていた。

陽明山バス停近くの公園に無料公共浴場があったので入ろうと思っていったら…休日のためか、オバちゃんたちが…

まさにイモ洗い状態でぎっしり詰まっていたので諦めた(O_O)